群馬県吾妻郡嬬恋村鎌原にある鬼押出し園(プリンスホテル直営)の紹介です。
今回は、高山植物観察コースの紹介の続きです~撮影日は2017年06月03日です。
13時52分です~ウラジロヨウラク[つつじ科]の案内看板です。
・5月下旬~6月下旬
・生育地 園内全域
ツリガネツツジの一種で生育場所による個体変化が多い。鐘状の花が枝先に数個つく。花色は白・淡紅色・濃紅紫・淡黄色と様々で花の形も多様。名前は葉の裏が白く見える事から。これほどの群生地はめずらしい。
ゴゼンタチバナ[みずき科]の案内看板です。
・6月中旬~7月中旬
・生育地 草地
針葉樹内などに生える。4枚か6枚の葉が輪生する。白い花びらのように見えるのは総苞片で花は小さく、その中にある。果実は熟すと赤くなる。葉が6枚にならないと花は咲かない。
13時53分です~花の案内看板を撮影しながら高山植物観察コースを進みます。
この辺りはS字カーブ状になっています。
ヤナギラン[あかばな科]の案内看板です。
・8月上旬~9月上旬
・生育地 草地
マツムシソウなどと並び高原を代表する花。草丈は1~2mで花は紅紫色。種は白い絹をつけ風で運ばれる。和名は葉が柳、花がランに似ていることから。ラン科ではない。
チダケサシ[ゆきのした科]の案内看板です。
・8月上旬~9月上旬
・生育地 草原
細かい花が房状につく。花穂がトリアショウマヤマブキショウマと似ているが、この花はやや桃色を帯びている。和名は乳茸さしで、チダケという食用きのこをさして持ち帰ったことから。
オオバギボウシ[ゆり科]の案内看板です。
・7月中旬~8月中旬
・生育地 高山植物観察コース
葉は大きく、先の尖った卵型である。長い花茎の先に淡紫色または白色の花を多数つける。和名は大葉ギボウシではが大きいことによる。
ツガザクラ[つつじ科]の案内看板です。
・5月中旬~7月中旬
・生育地 園内全域
細く硬い木のような茎を地面にはわせ、小低木でよく分枝する。花は鐘型で淡いピンク色。和名は葉の形がツガに、花の色が桜の花に似ていることから。同じ時期にイワカガミ、ミネズオウと咲き競う。
コケモモ[つつじ科]の案内看板です。
・6月上旬~7月上旬
・生育地 園内全域
常緑の小低木。地をはうように群生する。花は淡い紅色を帯びた白色の釣鐘型で、実は秋に赤く熟し果実酒やジャムに使われる。